植物活力素 メネデール樹木・造園での活用法

植え付け、移植、衰弱した時に。
造園のプロも愛用しています

メネデール活用法

  • 根回しの時に

    根回しが終わった後、なるべく早く、100倍液を根鉢全体にしみこむように、少量ずつゆっくり、丁寧にかん注します。小さな株の場合は、適度な大きさの水槽や、ビニールシートで小さな池をつくり、100倍液を満たして根鉢を浸けます。何本かずつ順につけていけば経済的で効率も上がります。水の量が減ったら、100倍液を補充してください。

養生する時に

根回し後に一定期間養生する場合は、10日に一回の割合で100倍液をかん注します。長期間の養生では、樹勢に応じて間隔を調整しながら、100倍液をかん注します。場所を移して仮植する場合も同じです。

輸送する時

輸送の前日頃に、100倍液を十分根鉢にしみこませておきます。到着後同様の処理をしますが、輸送途中にも処理できれば理想的です。

植え終わったら

直ちに100倍液をかん注するか、植え穴にあらかじめメネデール溶液を満たした後、植え込みます。活着を確認するまで、100倍液のかん注を続けます。回数は、樹勢に応じて適宜。

移植不適期や、さらに確実にしたい場合は、土壌へのかん注と並行して、幹へ直接注入する方法があります。幹への注入は、メネデール樹幹注入液をご利用ください。

ふだんの管理に

樹勢に応じて50~200倍液を施用してください。

衰弱した時
かん注法
根の回りに溝を掘り、メネデール溶液を注ぐ方法です。以下の4通りがあります。
  • 1.円形法

    根の回りの幹を中心として、円形に溝を掘る方法です。比較的小さな樹木や、周囲に障害物の少ない場合におすすめします。十分に生育した樹木は、根元を中心として、枝の先端の真下が外周になるように溝を掘ります。小木で溝幅10cm内外/深さ10~15cm、大木は溝幅20cm内外/深さ20cmを目安に。冬期は溝を広めに、夏期はなるべく狭くします。

  • 2.放射状法

    根の走向に沿って、幹を中心として放射状に溝を掘ります。なるべく根を傷つけないよう、丁寧に。溝幅は、円形法に比べ、かなり狭くなるようにします。

  • 3.千鳥状法

    放射状法に似ていますが、溝を短く、千鳥状に数多く掘る方法です。障害物や起伏の多い場所におすすめです。

  • 4.穿穴法

    根の周辺に穴を掘る方法。特に根の深い樹木や密植地に。所々に穴を掘り、その中に注入します。深さは、溶液が吸収根の周辺に容易に浸透する程度とし、穴の数・広さ等は状況に応じて増減してください。

散布法
苗床、密植地、盆栽、鉢植え等、小さな樹木に散布する方法です。
  • 100倍液を露地または葉面に散布します。葉裏には噴霧器を用い、全葉の表裏にまんべんなく液が密着するよう散布してください。露地散布の場合は、土の表面が十分に濡れる程度散布します。あらかじめ軽く耕しておくと吸収しやすくなります。

樹幹注入法
木の幹に直接注入する方法です。
張芝工、法面緑化の時に

張り芝工の場合は、張りつけ直後に100倍液を1m2当たり2~3L量、全面に散布します。その後は草勢に応じて同様の散布を繰り返してください。まき芝の場合も同じですが、芝をあらかじめ100倍液に浸漬(数時間)してからまくと効果的です。
法面緑化で種を直まきするときは、あらかじめ100倍液に一昼夜浸漬した種を用います。

メネデールの標準施用量

1. 植樹の場合
根鉢容量の約10%量例)根鉢容量1,000Lの場合、水100Lに対してメネデール1L(100倍液)

※根鉢の容量がわからない時は、2の胸高直径による標準施用量を採用します。

2. 衰弱木の場合

胸高直径による標準的な施用量を目安とします。原液を100倍に薄めて使用します。

胸高直径(cm) 10 20 30 40 50
標準原液施用量(ml) 250 500 1000 1500 2000